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藤塚松星
重要無形文化財
「竹工芸」保持者
- 分野
- 木竹工 / 竹工芸
- 肩書
- 重要無形文化財保持者
- 認定年
- 2023年
- 生年
- 1949年5月22日
- 出身地
- 北海道雨竜郡深川町(現・深川市)
- 活動拠点
- 神奈川県中郡大磯町
プロフィール
竹ひごの線と面を読み取り、色彩の変化を立体の構造へと組み込む竹工芸作家です。馬場松堂に師事し、網代編や組みを基盤とする編組技法を深めてきました。染め分けた竹ひごを用いることで、見る角度によって色や文様が変化する造形を生み出し、花籃・盛籃の器物性と、天体や自然を主題とする彫刻的な表現を両立させています。竹工芸の伝統技法を踏まえながら、現代的な立体表現へと展開する仕事が評価されています。
技法
竹ひごを用いた網代編や組みを基盤に、染め分けたひごの線と面を組み合わせることで、立体に色彩の変化を生み出します。彩変化という技法で知られ、単なる表面装飾ではなく、竹の構造そのものが形や光の見え方を支え、器物でありながら彫刻的な存在感を持つ作品へとつながっています。
収蔵先
- ・文化庁
- ・国立工芸館
- ・平塚市美術館
- ・メトロポリタン美術館
- ・Museum of Fine Arts, Boston
受賞歴・栄誉
- 2023 重要無形文化財「竹工芸」保持者認定
- 2012 紫綬褒章
- 2019 第39回伝統文化ポーラ賞 優秀賞
- 2026 旭日章受賞
国際的評価・実績
作品はメトロポリタン美術館、Museum of Fine Arts, Bostonに収蔵されています。ロンドンのEskenaziでは2025年に個展が開催され、北米のTAI Modernでも個展「Fujitsuka Shosei: Cosmos」が開かれるなど、海外では日本竹工芸の現代的な造形表現として紹介されています。