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松原伸生
重要無形文化財
「長板中形」保持者
- 分野
- 染織 / 長板中形
- 肩書
- 重要無形文化財保持者
- 認定年
- 2023年
- 生年
- 1965年6月14日
- 出身地
- 東京都江戸川区
- 活動拠点
- 千葉県君津市
プロフィール
江戸以来の浴衣染に由来する長板中形を、両面糊置きと本藍染によって現代に示す染織作家です。祖父・松原定吉、父・松原利男から続く長板中形の系譜にあり、父に師事して技を深めました。長板に生地を張り、型紙を用いて表裏に防染糊を置く精緻な工程を一貫して行い、藍と白の明快な対比、型紙文様のリズム、生地の質感を作品性へと結びつけています。木綿に加え、麻や絹紅梅などの素材にも技法を展開し、長板中形の表現を現代の染織作品として高めています。
技法
長板中形は、長い板に生地を張り、型紙を用いて防染糊を置き、藍に浸して文様を染め出す技法です。松原伸生は、表裏の文様を合わせる両面糊置きから本藍染までを一貫して行い、藍と白の対比、型紙文様、生地の透け感や凹凸を作品の構成へと結びつけています。
収蔵先
- ・文化庁
- ・君津市
- ・Nelson-Atkins Museum of Art
受賞歴・栄誉
- 2014 第61回日本伝統工芸展 高松宮記念賞、
- 2018 第38回伝統文化ポーラ賞優秀賞、
- 2020 第67回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
- 2021 紫綬褒章、
- 2023 第57回日本伝統工芸染織展 MOA美術館賞、
- 2023 重要無形文化財「長板中形」保持者認定
国際的評価・実績
米国のNelson-Atkins Museum of Artに長板中形作品が収蔵され、同館では素材、技法、型紙、藍染による制作背景まで詳細に記録されています。また、欧州系の国際工芸プラットフォームHomo Faberでも、Nagaita-Chugataの作り手として紹介されています。「Google Arts & Culture」では、松原伸生の協力のもと、長板中形に関する歴史や制作プロセスがデジタル展示として公開されております。