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西勝廣
重要無形文化財
「沈金」保持者
- 分野
- 漆芸 / 沈金
- 肩書
- 重要無形文化財保持者
- 認定年
- 2024年
- 生年
- 1955年2月5日
- 出身地
- 石川県輪島市
- 活動拠点
- 石川県輪島市
プロフィール
輪島の沈金を背景に、点彫りによる緻密な表現を深める漆芸作家です。三谷吾一に師事し、石川県立輪島漆芸技術研修所で沈金を学び、前大峰、松田権六らから伝統的な漆芸技法の指導を受けました。漆面に刻まれる点の大きさ、深さ、密度を精密に扱い、金粉や金箔、銀粉などの光沢差を生かしながら、文様に繊細な濃淡と立体感を与えます。沈金の技術を装飾に留めず、漆面そのものの奥行きとして見せる点に特徴があります。
技法
沈金は、漆塗面に文様を彫り、その溝に漆を摺り込み、金粉や金箔などを施して文様を表す漆芸技法です。西勝廣は、なかでも点彫りを主軸とし、点の大きさや深さ、密度、金属粉の光沢差を細かく制御することで、漆面に静かな奥行きと立体感を生み出します。
収蔵先
- ・石川県輪島漆芸美術館
- ・文化庁購入文化財《沈金箱「忍冬」》ほか
受賞歴・栄誉
- 重要無形文化財「沈金」保持者認定、 紫綬褒章、 第60回日本伝統工芸展 文部科学大臣賞、 伝統文化ポーラ賞優秀賞、 石川県文化功労賞
国際的評価・実績
海外向けには “Katsuhiro Nishi” として紹介され、英語圏では “Living National Treasure” および “Important Intangible Cultural Property for Chinkin” と説明されています。作品は “Lacquerware” “Chinkin” の文脈で紹介され、沈金技法の高度性が海外向けにも発信されています。