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大谷早人
重要無形文化財
「蒟醤」保持者
- 分野
- 漆芸 / 蒟醤
- 肩書
- 重要無形文化財保持者
- 認定年
- 2020年
- 生年
- 1954年9月21日
- 出身地
- 香川県高松市
- 活動拠点
- 香川県高松市
プロフィール
香川漆芸の蒟醤を背景に、竹ひごの編目と色漆の文様を一体化させる漆芸家です。重要無形文化財「蒟醤」保持者であった太田儔に師事し、竹ひごを編んだ素地に漆を重ねる籃胎蒟醤を深めてきました。編目を単なる下地ではなく造形と文様の基盤として生かし、蒟醤による彫り、色漆、研ぎ出しを器形の中に調和させます。箱、食籠、菓子器など、用の形を持ちながら、緻密な構造と静かな品格を備えた作品を制作しています。
技法
蒟醤は、漆面に文様を彫り、彫った部分に色漆を埋め、研ぎ出して模様を表す漆芸技法です。大谷早人は、竹ひごを編んだ籃胎素地に蒟醤を施し、編目の構造と色漆の文様を呼応させることで、器形全体に繊細な秩序と奥行きを生み出しています。
収蔵先
- ・文化庁
- ・東京国立博物館
- ・高松市美術館
- ・香川県漆芸研究所
受賞歴・栄誉
- 2006 香川県指定無形文化財「蒟醤」保持者
- 2009 紫綬褒章
- 2020 重要無形文化財「蒟醤」保持者認定 日本伝統工芸展 高松宮記念賞、 文部科学大臣賞、 日本工芸会保持者賞
国際的評価・実績
英語圏向けのKogei紹介では、重要無形文化財「蒟醤」保持者、いわゆるLiving National Treasureとして紹介されています。海外向けには、蒟醤はKinma、籃胎蒟醤はRantai Kinmaとして説明され、竹の編組素地と漆芸技法を結ぶ高度な表現として理解されています。